ホームレスギャンブラー(川端欽二)

釜ヶ崎の朝は早い。午前4時を回ると、街灯の薄明かりの中、人々が、どこともなく現れ、あいりん労働福祉センターの周りを周回している。それは、あたかも、アリが巣穴から出てきて、周辺を徘徊っているような光景である。